エンジンオイル あれこれ

2018年03月03日

最近、エンジンオイルの交換サイクルや、劣化の見分け方、どんなオイルを使ったら良いか? などの質問をいただくことが多いので、製油メーカの方から聞いたことや、今までの整備からの経験から、簡単に説明しておこうかと。。。。

 

エンジンオイルの確認って、上の写真のように「レベルゲージ」があれば、レベルゲージを引き抜き、オイルの量、色(汚れ具合)、粘度(ベタツキ具合)などを確認すると思います。(画像はBMWのもの)

 

国産車だと、

こんなレベルゲージ。

以前は、このゲージの下限に「L」、上限に「H」の記載がありましたが、最近は、

赤丸の位置に小さな穴があるだけでした。(これは日産車のもの)

 

尖ってる方が下になるので、画像だと上側の赤丸の位置が下限、下側の赤丸が上限

こんな感じ。

 

それで、この状態で、汚れ具合を確認しろ! と、言われてもわかりずらいと思います。

 

 

なので、

このようにティッシュの上にオイルをつけるとわかりやすいと思います。

 

画像左側がオイル交換後2,000km程度使用したもの。

画像右側がオイル交換後にエンジンを始動してオイル量の確認や漏れチェックを行っただけのもの。

 

 

ちなみに、新油の状態は、

これでわかりますか?

左から、新品のオイル缶から出したばかりのもの、真ん中がオイル交換してエンジンを始動しただけのもの、右がオイル交換後2,000km程度使ったもの。

それで、よく聞かれるのが、「エンジンオイルが黒かったら、交換時期?」と。

エンジンは、ガソリンや軽油を燃焼させているので「すす」は発生します。オイル交換して一度エンジンを掛けてしまえば黒っぽくなります。確かに、墨汁のように真っ黒であれば交換しなければなりませんが、上の画像の左と右を見ただけでも黒くなってると思うでしょ?

一番大切なのは、黒さより「粘度」があること。

 

ガソリン車やディーゼル車は、ガソリンや軽油と言った液体を霧状に噴射したものを燃焼させていますが、どうしても燃え残りが出てしまいます。その燃え残りは、液体に近いものなので、これによってエンジンオイルを薄めてしまい、オイルの粘度が低下することがあります。 他には、サーキットなどスポーツ走行を行うと、エンジンオイルの温度が通常より上昇するので、その温度上昇によってオイルの粘度が低下することもあります。

エンジンオイルの粘度が低下すると、エンジンオイルを隅々まで送り込めなくなるので、エンジンが壊れてしますのです。

一応、自動車メーカが交換サイクルを提示していると思いますので、最低限そのサイクルを守っていれば、大丈夫だと思います。

しかし、2000年あたりのBMWのメーカ推奨オイル交換サイクルは「25,000kmまたは2年のどちらか早い方」。 このサイクルを守ってディーラーにて整備を行っていた車両の中には、エンジンの中がオイルスラッジ(簡単に言うとゴミ)や添加剤が蓄積して大変なことになったものもありました。

なので、メーカの推奨が絶対ではありません。

あくまで、ご自身の使用方法などを整備工場に伝えて、交換サイクルを決めることがよいと思います。

 

長くなったので、「G?オイルってなに?」は次に。

 

 

 

 

 

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